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尊厳死宣言書とは

尊厳死宣言書とは

尊厳死宣言書(リビングウィル)を考えてみませんか?

重篤な病気や不慮の事故のため臨終が間近に迫っていたとしても、先端医療の力によって無意味な延命治療を施される可能性があります。その場合には、からだじゅうに装置やチューブをつけられることになり、人として安らかで自然な最期を迎えることができなくなります。

尊厳死宣言書(リビングウィル)とは、単に延命措置によってのみ生命をいたずらに長引かせることを拒否する宣言をして、終末期にどんな医療を受けたいのかを、生前に医療従事者や家族に指示しておく書面のことです。

2007年に厚生労働省の「終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン」が発表され、それに続き日本救急医学会・日本医師会などの団体でもガイドラインが作成されました。これをきっかけに病院では、終末期医療は患者の意思と家族の同意に従う、という方針が取られるようになってきました。

病院においては、末期状態の患者の意思確認は、まずリビングウィルがあるかどうかで判断されます。そのあと家族の承諾を得て、延命治療を行うか、あるいは中止するかが決定されるようです。

臨終のときを穏やかに迎えるためには、家族の理解を得たうえで、尊厳死宣言書(リビングウィル)を作成して自分の意思決定を書面にしておくことが大切です。

尊厳死宣言書を残す方法

尊厳死宣言書を作成したいときには、次のような方法があります。

(1) 尊厳死宣言公正証書

尊厳死宣言書の文例を、公証役場で公正証書にすることができます。費用は13,000円前後、行政書士などの専門家に事務代行を依頼するとその報酬料もかかります。

(2) 一般社団法人日本尊厳死協会の会員になる

会員になると、本人のリビング・ウィルが協会に登録され、会員はコピーと会員証を受け取るということです。会費は九州支部のホームページによると現在、年間2,000円・終身会員70,000円となっています。

(3) 自分自身で尊厳死宣言書を作成する

宣言者本人が自分の意思決定したリビング・ウィルを作成し、署名捺印します。作成したリビング・ウィルを公証役場で私署証書の認証をしてもらうこともできます。

私署証書の認証とは、その文書の署名押印を公証人が証明することで、作成した人の意思に基づいて作成された文書である、というお墨付きを与えられます。
ただし、これは文書の適法性・有効性を証明するものであり、具体的な内容について精査するものではありません。
ご自分で私製文書としてリビング・ウィルを作成される場合は、行政書士などの専門家に相談されることをおすすめいたします。

(1)(2)(3)のいずれも、2~3通作っておくか、コピーを取っておきましょう。作成した後は、ご自分で保管して家族に保管場所を示しておくか、家族に渡しておくかしてください。主治医に提示しておくのもよいでしょう。重い病気でやけがで入院するときは、あらかじめ担当医師に渡しておきましょう。

リビングウィルに書く内容

リビングウィルに書く内容は、おおむね次のようなことです。

(1) 自分自身の精神状態が健全な状態で、意識がはっきりとして、内容を理解できるときに書いていることを述べる

(2) 病気やけがのため治る見込みがない場合には命を長らえるためだけの無駄な延命治療をしないよう、はっきりと宣言する

(3) 延命治療を差し控えたり中止したりする場合も、苦痛をやわらげる措置は行うようにお願いする

(4) このリビングウィルを作成した日から、意思を撤回しない限り、書いてあることは私の意志であり継続的に有効であることを述べる

(5) 家族全員がリビングウィルに記載している意思決定を承諾している旨を述べる

(6) 警察や検察に対して、犯罪捜査や訴追をしないよう依頼して、医療関係者がや家族が刑法犯罪に問われないよう配慮を求める

以上のような項目を入れたうえで、具体的項目を追加することもあります。
日本尊厳死協会発行のリビングウィルは、定型文になっています。

尊厳死については、日本では法律はありませんので、これを入れなければ有効・無効になるということはありません。ただ、最終的に医療関係者に渡すことを考えて、あいまいな表現は避けた方がよいでしょう。

→リビングウィル作成をお手伝いいたします。サービス詳細はこちらをご覧ください。

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